解決事例109 男性(51歳)・後遺障害等級認定12級7号:後遺障害等級認定を獲得し、示談金を大幅に増額させた事例
No.109
依頼者:男性(症状固定時 51歳)等 級:12級7号
傷病名:右大腿骨骨幹部開放骨折
職業:会社員(公務員)
【事故態様】バイクVS自動車
依頼者は、交差点をバイクに乗車し直進していたところ、自動車が前方の対向車線から右折してきて側面衝突しました。依頼者は自身の進行方向が青信号であったと主張していましたが、事故の相手は、同信号を黄信号であったと主張しており、信号の色に争いがありました。依頼者は、関東地方に居住し事故に遭って治療を長期間受けた後に、仕事の転勤で関西地方に住むことになりました。ちょうどこのタイミングで医師から、あとは自然治癒しかないと言われていたところ、まだ痛みなどの症状が残っていた依頼者としては、ただ治療を終えるだけで良いのかと疑問に思いました。このような中、依頼者は過失割合で揉めていた保険会社との示談に向けた活動を弁護士に依頼しようと考え当事務所を訪問されました。事故現場は遠方ではありましたが、後遺障害等級認定の申請のために資料収集は郵送により難なく進んでいきました。
【交渉過程】
後遺障害診断書と画像資料をきちんと揃えたうえで、被害者請求として後遺障害申請手続きを行いました。結果として、あぐらがかけないという依頼者の自覚症状に見合った形で股関節の可動域制限の等級認定がなされました。これに基づき後遺障害に関する損害賠償額を算出しつつ、過失については、信号の色の問題で白黒つけようとするとかなりの時間を要すると考えられたことから、双方の主張する過失の中間値で提案をすることで、保険会社と依頼者の両方の納得を早期に得て示談に至ることができました。依頼者の年収が大きかったことから、後遺障害逸失利益のみで、900万円を超える数字になりました。
↓
交渉の結果…
9,458,284円(人損)で示談することができました!!
■今回の解決のポイント■
依頼者は、手術を重ね、身体に埋め込まれていた金属を抜き取る必要もあったことから相当な治療費がかかっていました。ご相談いただいた時点では、仮に、依頼者の言うとおりの事故態様であったとして一定の過失責任は免れず、そうであれば、後遺障害が認定されない限りは、傷害慰謝料などを請求しても、保険会社から治療費の既払金を超えては示談金の支払いがなされないことも考えられました。しかしながら、後遺障害の可能性を考え、資料収集や後遺障害診断書作成のアドバイスを念入りに行って請求をしたおかげで、適切な等級認定を受けることができ、後遺障害に関する賠償金額の大幅な増額を獲得できました。すでに治療費や休業損害をかなり支払われており、これ以上保険会社に特段大きく請求する金額がないように見える事案であっても、後遺障害が認定されれば示談額は跳ね上がります。このような可能性を実現するのも弁護士の仕事といえますので、交通事故に遭われた方におかれましては、事故現場が遠方であっても、保険会社から支払われた金額がすでに多額に上っていようとも、ぜひ一度当事務所までご相談いただきたく思います。
※任意保険の基準とは・・・
自動車保険会社が独自に設けている慰謝料の基準です。
当事務所の解決事例
当事務所が交通事故の対応で選ばれる理由
- 事故直後から相談をお受けし、ご相談を解消いたします。
- 適正な後遺障害認定を獲得します。
- 費用・処理方針を説明した上で、早期解決を目指します。
- 相談者様の要望を第一に、適正な損害賠償金の獲得を目指します。
- 専門家集団によるバックアップで相談者様をトータルサポートします。
当事務所が交通事故の対応で選ばれる理由
- 事故直後から相談をお受けし、ご不安を解消いたします。
- 適正な後遺障害認定を獲得します。
- 費用・処理方針を説明したうえで、早期解決を目指します。
- 相談者様の要望を第一に、適正な損害賠償金の獲得を目指します。
- 専門家集団によるバックアップで相談者様をトータルサポートします。