奈良県で交通事故が多発する交差点ランキング(令和元年)

奈良で交通事故が多発する交差点ワースト3

 

意外に知られていないことですが、交通事故には地域ごとに特徴があります。

例えば、都道府県ごとの事故発生件数をランキング化すると、毎年ほぼおなじ都道府県がワースト上位を占めているのです。

これには、運転特性、高齢化率、外出率、交通手段分担率、など様々な要因が関係しています。

 

自身や大事な人を交通事故から守るためには、地域の事故特性を知っておく必要があります。

 

本記事では、令和元年のデータより、奈良県内で最も事故が起こった交差点3つを説明し、奈良の交通事故の特徴を紐解いていきたいと思います。

奈良県内で交通事故が多発した交差点ワースト3

奈良県内で交通事故が多発した交差点ワースト3は以下のとおりです(令和元年度 奈良新聞社調べ)。

 

ワースト1:菰川橋東交差点

ワースト1:曲川町東交差点

ワースト3:尼ヶ辻橋西詰交差点

 

これらは令和元年度のデータですが、決して偶然このランキングになったわけではありません。

ワースト1の菰川橋東交差点は、平成26~平成29年までの間、ワーストランキングに入り続けています。

同率1位の曲川町東交差点も、平成29年にランキング入りしています。

以下に事故が同じ場所で起こっているか、がわかるデータだと言えます。

 

それでは、各交差点ごとに特徴をまとめます。

ワースト1:菰川橋東交差点

 

基本情報

住所:奈良市法華寺町87番地の5先

交差点の形状:三差路の交差点

発生事故件数:6件(追突5件、左折時1件)

交差点の特徴: 大きくカーブを描く国道と市道が交差している場所で、道幅も広く比較的スムーズに流れる道路である。その一方で、通勤ラッシュ時の混雑が目立つ。

 

周辺の地図

 

 

ワースト1:曲川町東交差点

 

基本情報

住所:橿原市曽我町52番地の1先

交差点の形状:十字交差点

発生事故件数:6件(追突4件、右折直進1件、左折時1件)

交差点の特徴:国道と国道が交差している。付近に、大型ショッピングモールがあったり、大型店舗が数店あったりと、休日の交通量が多く渋滞が起こりやすい。

 

周辺の地図

 

ワースト3:尼ヶ辻橋西詰交差点

 

基本情報

住所:奈良市尼辻北町1先

交差点の形状:変則四差路交差点

発生事故件数:5件(追突5件)

交差点の特徴:県道同士が交差している上、この交差点のすぐ東側に別の交差点がある。休日と通勤ラッシュ時には渋滞が見られる。

 

周辺の地図

 

3つの交差点で事故を防ぐためには

ワースト3の交差点は、いずれも通勤ラッシュや休日など、交通量が多い時間帯があり、渋滞が発生しやすい場所です。

混雑時に、前車との車間距離を十分に確保せずにいると追突してしまうリスクがあります。

数台前の車が動き出したからと言って、目の前の車が今すぐに動き出すとは限りません。

しっかりと前をみて運転する必要があります。

 

このワースト3の交差点だけに限らず、交差点では事故が起こりやすいため、周囲の車や歩行者の動きを確認しながら、慎重に進まなくてはなりません。

左折時には、左後方から進んでくるバイク・自転車などの軽車両の有無をしっかりと把握し、安全確認を行ってから曲がるようにしましょう。

 

追突事故に遭った時は保険会社が交渉してくれない可能性があります

今回奈良県で特に交通事故が起こっている3つの交差点を取り上げましたが、そのいずれにも共通しているのが「追突事故が多い」ということです。

奈良県警が発表している令和2年度の統計によると、県内で発生している事故のうち約30%が追突事故です。

 

追突事故の厄介な部分として、「停車中の事故だった場合、被害者側の保険会社が交渉してくれないケースが多い」という点があります。

被害者が自分自身で加害者側と交渉をしなくてはならないのです。

 

というのも、「停車中に追突された」という交通事故は、過失割合が被害者0、加害者100になるケースが非常に多いです。

加入者側に一切の過失がなければ、保険会社は示談交渉はできません。弁護士法(第72条 非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)に違反する恐れがあるからです。

 

追突事故など、加入している保険会社による示談交渉が期待できない場合には、弁護士への依頼をおすすめします。

ご依頼いただければ、あなたや加入保険会社に代わって、弁護士が示談交渉を行います。

また、相手方保険会社が、低い基準での示談金額を提示してくる可能性がありますが、弁護士が対応することで、より高額な基準で示談交渉を進められます。

 

弁護士費用も、もしあなたが加入している損害保険に「弁護士特約」と呼ばれる特約がついていれば、弁護士費用や法律相談料が補償されます。

 

追突事故に関する詳細を知りたい方は、「赤信号で停車中に追突されたら」の記事を参考にしてください。

交通事故でお悩みの方は弊事務所へご相談ください

停車中の追突事故を含め、奈良県で交通事故にお悩みの方は、ぜひ弊事務所へご相談ください。

先程も説明しました通り、弁護士にご依頼いただくことで、

 

・面倒な保険会社とのやり取りを弁護士に任せられる

・怪我や休業状況など被害に見合った示談金を受け取れる

 

といったメリットがあります。

ご相談に来られる方の中には、「費用面が心配で…」とおっしゃる方もおられますが、あなたが加入している任意保険会社に「弁護士特約」がついていれば、弁護士費用の補償がございます。

 

交通事故に関するご相談は初回無料でお受け付けしますので、どうぞお一人で悩まずに、お気軽にご連絡ください。

連絡先は下記バナーをご覧ください。

 

相談料着手金0円 お気軽にお電話ください。 TEL:0120-115-456 受付時間 平日10:00~19:00 土曜日相談実施 弁護士法人i 奈良法律事務所(奈良弁護士会)

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  1. 1 事故直後から相談をお受けし、ご相談を解消いたします。
  2. 2 適正な後遺障害認定を獲得します。
  3. 3 費用・処理方針を説明した上で、早期解決を目指します。
  4. 4 相談者様の要望を第一に、適正な損害賠償金の獲得を目指します。
  5. 5 専門家集団によるバックアップで相談者様をトータルサポートします。

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