左大腿骨転子部骨折・後遺障害等級認定なし(左大腿骨転子部骨折):自転車同士の事故で、こちらにも過失があった事例

NO.15

依頼者:女性(症状固定時 65歳)

等  級:等級認定なし

傷病名:左大腿骨転子部骨折

 

 

【事故態様】自転車VS自転車

 

相談者、加害者ともに自転車同士の交通事故です。

相談者が右側の路側帯を走行し、交差点で右折しようとしたところ、かねてより右側からその交差点に直進して進入してきた相手方自転車を発見しました。

その相手方との衝突を避けようとしたところ、バランスを崩し、転倒してしまいました。

転倒してしまったことで、相談者は左大腿骨を骨折してしまいました。

相談者は、骨折という大きなケガをしてしまったことから、加害者と交渉を重ねていましたが、自転車同士の事故ということや過失割合の問題があり、なかなか進展が見られませんでした。

 

 

【交渉過程】

 

 相談者の話をうかがっていると、裁判所を用いた交渉の方が良いと考えられたため、民事調停を申し立てました。そこで、過失割合が問題となりましたので、丁寧な主張立証を重ねて行きました。

  ↓

 その結果、75万円の賠償金を得ると言う内容で和解することができました。

 

 

 

■今回の解決事例のポイント■

弁護士が本件で感じた点、保険会社の提示金額を見て特に感じた点は以下のとおりです。

●相談者自身にも過失が認められる事案であったこと

 相談者自身にも、今回の事故に関して過失が認められる事案であり、それが任意交渉での解決を難しくしていました。過失割合が大きいと認められる事案の場合、相手方(保険会社)は当然それを強く主張してくることが多く、ケガが大きくても容易に和解金を支払ってもらえないことがあります。そうした場合は、裁判所を用いることが有効であることがあります。

 今回は裁判所での調停で交渉を重ねましたが、粘り強く交渉を重ねることで、相談者も納得できる形で和解することができました。

 

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当事務所の解決事例

当事務所が交通事故の対応で選ばれる理由

  1. 1 事故直後から相談をお受けし、ご相談を解消いたします。
  2. 2 適正な後遺障害認定を獲得します。
  3. 3 費用・処理方針を説明した上で、早期解決を目指します。
  4. 4 相談者様の要望を第一に、適正な損害賠償金の獲得を目指します。
  5. 5 専門家集団によるバックアップで相談者様をトータルサポートします。

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