【事故態様】　車VS車
　依頼者が助手席に乗車中の車両が渋滞により停車中に、後続車が前方不注意により追突したことにより、依頼者が受傷しました。
　依頼者は、受傷により通院を重ね、症状固定した後もむち打ちの症状により痛みがあったため、病院に通われていました。
　また、ご自身で保険会社と交渉を重ね、後遺障害認定等級１４級９号の認定結果を得た上で、後遺障害部分以外については示談が成立した段階で、後遺障害部分の損害金について妥当かどうかの判断に迷われ、当事務所に相談に来られました。

【交渉過程】
　依頼者は、後遺障害部分の損害について、保険会社から約１２５万円との提示を受けて相談に来られました。
　弁護士が提示額について検討した結果、後遺障害慰謝料について、裁判基準より低く見積もられていることが判明しました。
　　　↓
　弁護士が裁判基準を元に後遺障害慰謝料について最大限の賠償額を提示したところ…

　　　↓
　（交渉の結果）
　裁判基準により、後遺障害部分について約１９１万円での示談が成立しました！
　保険会社の当初の提示額から１．５倍のアップです！！
　しかも、倍護士が就任して損害の提示をしたところ、保険会社はすぐに上記金額を認めました！！！

■今回の解決事例のポイント■

　弁護士が代理人として就かない限り、裁判基準での支払はできないという典型的な事例でした。
　交渉のポイントを押さえ、認められて然るべき適正な金額を提示することで、一発回答という早期解決を実現することができました。
　今回の依頼者は、ご自身である程度保険会社との交渉を重ねていましたが、後遺障害慰謝料について保険会社には基準があり、弁護士が就任しないと裁判基準での示談はほとんど不可能です。
　今回の事例でも、弁護士が代理人として保険会社と交渉を行ったところ、すぐに裁判基準での解決ができました。

　保険会社との交渉で疑問点などがあった場合は、すぐに相談にお越しいただきたいと思います。